約 5,243,881 件
https://w.atwiki.jp/misamisathread/pages/766.html
ミサミサスレwikiの管理者。 極度の気まぐれであり、他者の介入でやる気が削がれる事が多いため、 全部やってしまってから公開するタイプ。 逆にどうでもいい事や乗り気でない事については、他者に相談して中止する事が多い。 叩かれる事に耐性があまりないため、画像サポート掲示板を作り、直リンできるようにしたことで、 いつでも管理者の責務を放棄して逃亡できる準備を整えている。 また、正体についても同様の理由から明かしていない。 だから正体が判っても黙っていてください。
https://w.atwiki.jp/pomera/pages/14.html
まずはこちらをご覧ください。 @wikiの基本操作 用途別のオススメ機能紹介 @wikiの設定/管理 分からないことは? @wiki ご利用ガイド よくある質問 無料で会員登録できるSNS内の@wiki助け合いコミュニティ @wiki更新情報 @wikiへのお問合せフォーム 等をご活用ください その他にもいろいろな機能満載!! @wikiプラグイン @wiki便利ツール @wiki構文 @wikiプラグイン一覧 まとめサイト作成支援ツール
https://w.atwiki.jp/anamikata/pages/4.html
最初は・・・ Wikiということばがちらほら聞こえてきたので、Googleで検索するとウィキペディアがトップに表示。 「なんだ百科事典か」と思いそのまま放置。
https://w.atwiki.jp/wiki6_wikitest/pages/4.html
WiKiについて WiKiの概要 WiKiが、他のメディアと違う点 WiKiの最大の特徴が、誰もが常に、新しく執筆、更新できるこ とである。 たとえば、ITや観光をメインに扱った本などの書物は、3年も経れば、そこに記載されている情報は、すでに時代遅れであり、古びた情報になってしまう。 一方で、WiKiを使った文章は常に 、誰かの手により新しく書き換えられ、常にフレッシュな情報を手に入れることができる WiKiを活用例
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/1301.html
(一匹目 虫歯) 「次の方どうぞ~。どうなさいましたか?」 「いやー。どうも虫歯になってしまった様で、一昨日から随分痛がっとるんですわ。 体が餡子でできてる癖に虫歯になるなんて・・・痛がってるのを見るのも一興と思って放って置きましたが、 流石に一日中ゆぅゆぅ泣かれるとねぇ・・・五月蝿くてかなわんのですよ。先生、何とかなりませんか?」 「ゆー、ゆー、いたいよー・・・」 「解りました。お任せ下さい。では、治療が終わるまで待合室でお待ち下さい。」 「さて・・・どうしたもんかねぇ・・・」 「どうしたもんかねぇ・・・って、先生、今『お任せ下さい』って言ったじゃないですか。」 「ん?まあそう言ったけどさぁ、ゆっくりの虫歯なんて初めて見たよ。どうすんのよ、これ。」 「どうすんのよって・・・あんた医者でしょうが。」 「医者って言ったって・・・ただオレンジジュースぶっ掛けたり、インチキ治療して治療費取ってる なんちゃってドクターだぜ、俺は。別に専門の学校で勉強したわけでもねーし。 まったく皆何を期待してんだか。いい加減気付けよなー。」 「・・・」 「だいたいよー、ゆっくりなんてその辺にいくらでもいるんだから。 具合が悪くなったら取っ替えたらいいんだよ。金払って治療するなんて、あいつら頭湧いてるんじゃねーか?」 「そんな事言われても困りますよ。インチキでもいいから治療して金取ってもらわないと。 私、先月の給料まだ貰ってないんですからね。私の分だけでも金稼いで下さいよ。」 「へーへー。わっかりましたよー。まったく人使いの荒い看護師だぜ・・・」 「何か言いました?」 「ナニモイッテナイヨー。」 「ゆーん。いたいよー。はやくいたいのなおしてね・・・」 「さて、じゃあ始めますか。おい、ゆっくり。口を開けてみろ。」 「あーん。」 「あーあーあー。ひっでえなこりゃ。素人の俺でもわかるぜ。完全に虫歯だね。しかも一本じゃねーな・・・ 一本づつ歯を削るのもだりーな。めんどくせえ、全部抜いちまうか。」 「ゆゆっ!やめてね!はがなくなったらゆっくりできないよ!」 「はぁ?おめーがどうなろうと知ったこっちゃねぇんだよ。しかし、確かに虫歯を全部抜いてそれで終わり、 ってわけにもいかねーな。歯無しのゆっくりにして返したら飼い主怒るだろうしな。」 「どうするんです?」 「うーーーーん。そうだな・・・歯を全部抜いて、ばれない様に差し歯にしようか。 君、ペンチ持ってきて。あと昨日治療に失敗して死んだゆっくりがいただろ。 そいつの死体から歯を引っこ抜いてきて。」 「やめてね!やめてね!おいしゃさんなんでしょ!ちゃんとれいむのはをなおしてね!」 「うるせーなー。あんまり五月蝿くしてると、治療のショックで死んだ事にして殺しちゃうよ?」 「!!!!!」 「先生、持ってきましたよ。」 「おー、サンキュー。じゃ、早速始めますか。」 「やめてね!おねがい・・・れいむのはをぬかないで・・・ゆぎゃあああああ!!!!」 「いだいよおおお!!!」 「ブチッ」 「ひぎいぃぃ!!!」 「ブチッ」 「いやあああああ!!!」 「ブチッ」 「や、やめて・・・いいいいい!!!」 「ブチッ」 「やめでえええ!!!」 「ブチッ」 「もういやだあああ!!!おうぢがえるうううう!!!」 「ブチッ」 「ゆ゛う゛う゛う゛う゛!!!」 「ブチッ」 「ブチッ」 「ブチッ」 「ブチッ」 「ブチッ」・・・ 「ゆぅぅぅぅぅぅ・・・はが・・・れいむのはがぁ・・・」 「よし、次は新しい歯を刺していこうか。それっ!」 「ゆぎいいいいいいいいいいいいいい!!!!!」 「あ、あれ?刺さらない・・・うーん、困ったなぁ・・・しょうがない。ボンドでくっつけるか。」 「ボンドで付けただけでは、後で取れてしまうんじゃないですか?」 「あーん?いいんだよ別に。飼い主に渡した時だけくっついてれば。あとはどうなろうと知ったこっちゃねーよ。」 「ふぅ・・・これで全部終わったな。」 「ゆぅぅ・・・ゆぅぅ・・・」 「先生、なんか歯並び悪くありません?」 「ん?そう言われてみると確かに・・・やすりで削るか。」 「いやっ!やめてっ!おねが・・・ゆぎゃああああああああああああ!!!!!」 「はい、終了ー。あーあ、やっと終わったよ。」 「ゆううううう!!!よくもやってくれたね!れいむはおこったよ!おじさんにいいつけてやる!!!」 「はいはい。もし起きた時に覚えてたらねー。プスッとな。」 「ゆぴっ!!!な、なにをした・・・の・・・ゆぅ・・・ゆぅ・・・」 「あれ?いったい何をしたんです?」 「ああ、睡眠薬を打ったんだよ。色々聞かれたからな。飼い主に告げ口されたら困るし。 これで三日くらいは起きてこないはずだ。三日も経てば忘れるだろ、餡子脳だし。」 「じゃ、こいつを飼い主のとこへ返してきてくれ。それと次の患者も中に入れるように。」 (二匹目 出不精) 「次の方どうぞ~。どうなさいましたか?」 「実はこの子ゆっくりなのに・・・外で他のゆっくりと遊んだりしないんですよ。」 「ほう。外出恐怖症ですか?それとも近所の友達にいじめられたとか?」 「いえ、そういった訳では無いんです。友達が家に遊びに来た時は仲良く遊んでいます。 それに自分から外に出る事は無いんですが、私がだっこして外に連れ出すのはあまり嫌がらないんですよ。 たぶんただの出不精だと思うんですが。」 「それくらいなら特に問題無いのでは?」 「そうなんですが・・・このままじゃ運動不足で不健康になってしまうでしょう? 私は一人暮らしで昼間は家を留守にしていて、この子の相手をしてられないんです。 だからできればこの子には、日中は他のゆっくりと一緒に外で遊んでいてほしいんです。」 「うーん。なるほど。解りました。お任せ下さい。では、カウンセリングが終わるまで待合室でお待ち下さい。」 「さーて困ったねぇ。うちにはゆっくり専門のカウンセラーなんていねーし。どうすんべ?」 「無理なら無理って最初に言ったらいいのに・・・」 「ん?まあそうなんだけどね。あの飼い主一人暮らしって言ってたじゃん? 一人暮らしなら一杯金ため込んでるんじゃねーかと思って。少しくらいぼったくっても文句言わねーだろ。」 「外道・・・」 「しかしそれも、このゆっくりが自分で外に出る様にならないと話にならねーんだよな。 治療は失敗しました、でも金はたっぷり頂きます、じゃ流石に納得しないだろうからなぁ。」 「あたりまえですよ。」 「うーん。とりあえずこいつが外に出たがらない理由でも聞いてみるか。 おい、ゆっくり。どうしてお前は外に出るのが嫌なんだ?」 「ゆ?まりさはおうちでゆっくりするのがすきだよ。おそとはゆっくりできないよ。」 「そんな事無いだろう。お前の仲間は皆外でゆっくりしているぞ。」 「ゆぅぅ・・・そんなこといわれても・・・まりさはおそとにいるとなぜかゆっくりできないの。」 「飼い主と一緒に外に出るのは平気なんだろ?」 「ゆ。おねえさんといっしょだととてもあんしんできるの。だからゆっくりできるよ。」 「なるほどねぇ。自分が安心できる場所じゃないとゆっくりできない訳か。 で、こいつにとって外は安心できる場所じゃない。つまり、外が安心できる場所だと教えなきゃいけないのか。 こりゃ専門のカウンセラーに任せないと無理っぽいねぇ。」 「おねえさんのとこにかえってもいい?ここじゃゆっくりできないよ。」 「そんなこといわれてもね。困るんだよ。お前がちゃんと自分で外に出られる様にならないと。 それまではここにいてもらうよ。」 「いやだよ!ここじゃゆっくりできない!ゆっくりおうちにかえるよ!」 「あ!こら、待て!おいっ!そいつ捕まえろ!」 「はい。」 「ゆううううう!!!はなせえええええ!!!おうちかえるううううううう!!!!!」 「はぁ・・・重症だねこりゃ。どうしたもんか・・・」 「いやだああああ!おねえさーん!おねえさーん!たすけてえええええええ!!!」 「どうします?一回痛い目にあわせて直接体に教え込みますか?」 「うーん・・・流石にそれはまずいだろ。体に傷が残ったらばれるしなぁ。」 「はなぜえええええ!!!おうぢがえるう゛う゛う゛う゛う゛う゛!!!!!」 「しょうがねえなあ、奥の手を使うか。」 「奥の手?」 「実は以前自己啓発セミナーを主催していた事があってな。馬鹿共から金を巻き上げてたんだが・・・ その時催眠術を使って受講者達をハメてたんだよ。そんで変な壺とかネックレスとか高額で売りつけてな。 こう見えて結構催眠術には自信あるんだぜ。昔取った杵柄ってやつだ。」 「あんたそんな事もやってたんですか。つくづく外道ですね。」 「あんま褒めるなよ。じゃ、早速やりますか。 おい、ゆっくり。この紐の先についたコインをよーく見るんだ。」 「いやあああああああああ!!!おねえさあああああああん!!!ゆっくりできないいいいい!!!」 「あらら。だめだこりゃ。言う事聞きゃあしねえ。 しかたねーな。君、この煙草をゆっくりに吸わせてくれ。」 「げほっ!げほっ!げほっ!ゆ?ゆ?ゆゆっ?ゆふふ、ゆふふふふふ・・・」 「あれ?静かになりましたね。なんです?この煙草?」 「ん?ああ。あんまり大きな声では言えない葉っぱが入ってる煙草だよ。深く詮索するな。」 「え・・・それって・・・先生、そんなの吸ってるんですか?」 「まさか。その手のもんは自分でやるもんじゃない。馬鹿に売りつけるもんだ。」 「そんな商売やってるんだったら医者なんてやる必要無いじゃないですか。てゆうか金あるなら給料払え。」 「もう足を洗ったんだよ。それはたまたま手元に残ってただけだよ。」 「たまたま?」 「そう。たまたま。」 「・・・・・・(ジーーーーー)」 「ゴホン・・・う、うん。じゃあ催眠術を始めようか。おい、ゆっくり。このコインを見るんだ。」 「ゆぅ~~~~~~~~?」 「ほら、コインが左右にゆっくり揺れて・・・じっと見つめていると・・・ だんだんと・・・ゆっくりとした気分になってきただろう?」 「ゆぅ~~~?まぁいさはぁ~~、ゆぅ~~~くい~~~、しへき~~た~~~お~~~~~~~?」 「そう、お前はとてもゆっくりしてきたな。そしてだんだんと眠くなってきた。 そして明日の朝目覚めた時には、今日の出来事は忘れ、今までの自分じゃない違う自分に変わっているんだ。」 「ま~~いは~~~わ~~~~、ち~~が~~う~~、ゆっくい~に~~、かわゆ~~~~~?」 「朝目が覚めたら周りを見てごらん?なんだか様子がおかしいね。とてもゆっくりできないよ。 家の中にいると不安で不安で、とてもゆっくりどころじゃない。早く外に出ないと。」 「ゆゆゆ~~~~?おうちぃはぁ~~~、ゆ~~くい~~、できな~ひ~~のぉ~~~~。」 「そうだ。外に出ないと。外はとてもゆっくりできるよ。明日からは寝るとき以外ずっと外にいるんだ。」 「ゆふふふふふ~~~~~~。お~~そと~~~でぇ、ゆ~~~~~く~~~~~い~~~~~~・・・」 「・・・寝ましたね。これで成功なんですか?」 「ん?たぶんね。これで明日からは、夜に寝るとき以外は家の中ではゆっくりできない。 雨の日は外に出られなくて家の中で発狂するかもしれんが・・・まぁ、それは俺の知ったこっちゃねーな。」 「てゆうか、なんで家の中でゆっくりできなくなる様な催眠をかけたんです? 単に家の中でも外でもゆっくりできる様になる催眠で良かったんじゃないですか?」 「それやっちゃうとあの飼い主は二度とこの病院にこないだろ?無事解決だもんな。だからそんな事はしない。 このゆっくりは、もう家の中じゃゆっくりできない。そのうち飼い主もそれに気がつくだろ。 そしたらまた、きっとここに来るぜ。『この子、家の中じゃゆっくりできない様なんです』とか言ってさ。」 「んで、今度はカウンセリングと称して催眠を解いてやるのさ。もちろん金を取ってな。 そうすると最初に戻ってしまうな。こいつはまた外ではゆっくりできなくなる。 そしてまたうちに来るさ。そしたらまた催眠をかけて・・・あははw何回目で気が付くかなぁ。賭けようか?」 「うわぁ・・・」 「じゃ、こいつを飼い主のとこに返して、次の患者を入れてくれ。」 (三匹目 食中毒) 「次の方どうぞ~。どうなさいましたか・・・って、あーーーーーーーーーっ!」 「よう!久し振り。五年ぶりくらいか?お前が医者やってるって聞いてな。来てやったぜ。」 「なんだぁ?頭でも打ったのか?お前がゆっくりを飼うなんて・・・ ゆっくりに癒しを求めるなんて、お前のガラじゃねーじゃん。」 「あったりめーだろ。俺の心を癒してくれるのは、女が貢いでくれるお金だけだよん♪ このぱちゅりーは今の女が飼ってるのさ。」 「うわあ・・・ヒモをやってるんですか。流石先生の友人ですね。人間の屑です。」 「照れるじゃねーか。そんな褒めんなよ。ま、そういう訳だ。ちゃっちゃと治してやってくれや。 ダチの頼みだ。当然タダでやってくれんだろ?」 「まぁ・・・タダでやるのは別にかまわんが・・・俺は素人だぞ?それでもいいのか?」 「はい?お前無免許でやってんの?相変わらずだなw。てっきり専門の学校に行って勉強したのかと思ったぜ。」 「なわけねーだろ。お前と違って額に汗して働いてたんだよ。学校行く暇なんてあるわけねーだろ。」 「五年間なにやってたんだ?」 「高級羽毛布団のセールスとか、住宅リフォームの仕事とか、高齢者向けの高級呉服の販売とか、 健康食品の通販とか、多重債務者の債権を一本化してあげる仕事とか、 なぜか交通事故の現場にいる弁護士の役とか・・・って、んな事はどーでもいいんだよ。 それよりそのゆっくりだろ。そいつどうしたんだよ。随分顔色がわりーじゃねーか。」 「ああ。忘れてたwこいつさぁ、なんか賞味期限切れのものを食ったみたいなんだよ。たぶん食中毒だな。」 「ゆぅぅぅ・・・ゆぅぅぅ・・・」 「で?それを俺にどうしろと?」 「いや・・・治せよ。」 「治しましょうよ。」 「むきゅぅぅぅ・・・」 「治せって言われてもねぇ・・・どうしよ?とりあえず食ったものを吐き出させてみるか。」 「どうやって?」 「そりゃ人間と同じさ。喉の奥に指を突っ込んでこうやって・・・」 「ゆうっ!ゆげっ!ゆげええええええええ!!!!!!!!!!!」 「ほらほら、もっと吐け、もっと吐け。」 「げぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼ・・・」 「ん?もう出ないか?」 「ゆげっ!ゆげっ・・・ゆぅ・・・ゆぅ・・・むきゅぅ・・・」 「あーあ、随分吐き出したなぁw体が一回り小さくなった。皮が皺だらけだよ。どうする?このままでいい?」 「このままじゃまずいなぁ。なんか体に詰めてやるものねーか?」 「こいつの餡子って何餡よ?」 「さぁ?適当でいいんじゃね?あっ、それでいいじゃん。それ詰めろよ。」 「えーーー。これ?これ、俺の三時のおやつなんですけど・・・イチゴ食べる時にはこの練乳かけないと・・・」 「てめーの間食なんて知るかよ。医者なんだからさっさと治療しろ。」 「はぁ・・・しかたねー。君、そこの注射器取ってくれる?」 「はい、どうぞ。」 「んじゃ入れるよ。はい、プスーッとな。」 「ゆぽっ!ゆぴっ!ゆぺっ!ゆっきゅうううううううううううううう!!!!!」 「あら、気絶しちゃった・・・ま、死んでねーからいいだろ。 金は取らねーんだから文句言うなよな。じゃ、次の患者を呼んで来て。」 (四匹目 ?) 「次の方どうぞ~。おやおや、随分かわいい患者さんだ。」 「先生こんにちわ。」 「はい、こんにちわ。じゃ、どこが悪いのか調べるから、着ている服を全部脱いで・・・」 「先生・・・真面目にやって下さい。怒りますよ。」 「ゴホン・・・えーと、お嬢さんが連れて来たありすはどこが悪いのかな?」 「どこも悪くないの。」 「はい?どこも悪くない?じゃあ何しに来たのかな?ああ、先生と遊ぶために来たのかい? それなら向こうの部屋に行って、二人っきりでお医者さんごっこでも・・・」 「先生・・・幼女相手に何言ってるんですか。いい加減にしないとぶん殴りますよ?」 「?」 「ゴホン・・・えーーーと、どこも悪くないなら病院に来る必要は無いんだよ。来てくれたのは嬉しいけどね。」 「あのね、テレビでやってるみたいにしてほしいの。」 「ん?」 「テレビに出てるお医者さんみたいに。お医者さんがお仕事してるとこ見たいの。」 「うーん良く解らんなぁ・・・職場見学したいの?」 「先生、ひょっとしてこの子はオペをしているところを見たいのではないでしょうか。 この間、外科医が主人公のドラマをやってたじゃないですか。」 「うん!」 「なるほどねー。でもいいのかい?うちには麻酔なんて無いよ。ありすはとても痛がると思うけど・・・」 「いいの!ありすちゃんは私の言う事なんでも聞いてくれるの。言う事聞かないとパパがお仕置きするから。 そうだよねー♪痛いのくらいがまんできるよねー♪」 「ゆ、ゆぅ・・・」 「そうかい。じゃあやるけど、一体どんな事したらいいんだ?」 「この間のドラマでは弾丸の摘出手術をやってましたね。それを真似たら良いのでは?」 「そうしようか。でも道具がなぁ・・・うーん・・・うちには手術の道具は置いてないしなぁ。」 「まあ、そこら辺は適当に。雰囲気だけでも味わってもらったらいいんじゃないですか?」 「そうだな。じゃあメスのかわりにカッターでも使うか。あとピンセット持って来て。 それから、縫合するために針と糸が必要なんだけど。君、裁縫セットとか持ってる?」 「はい、全部揃いましたよ。」 「早いね・・・」 「オホン・・・ではこれよりオペを開始します。」 「わくわく。」 「ゆぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ・・・」 「おいおい、そんなブルブル震えるなよ。手元が狂ってしまうだろ。死んじゃっても知らねーぞ。」 「ゆっくりやめてね・・・おねがい・・・たすけてください・・・」 「だめだよーそんな事して先生を困らせたら。パパに言いつけてお仕置きしてもらうよ♪」 「ゆぅ・・・」 「じゃ、始めるよ。メス。」 「はい。」 「それじゃ、スーッっとな。」 「ゆぴいいいいいいいいいいい!!!」 「あれ、何だこのカッター。切れ味悪いな。そぉい!」 「ゆぎゃあああああああああああああああああああああ!!!!!!!」 「あらら、皮だけじゃなくて餡子ごと切っちゃった。ま、いっかwじゃ、次。鑷子。」 「はい。」 「ゆああああああああ!いだい!いだいよおおおおおおおおおおおお!!!」 「ピンセットを使って弾丸を取り出す訳だが・・・どこにあるのかな~?」 「先生!きっと、ずーーーーーーっと奥の方にあると思うの!がんばって!」 「よーし、先生がんばっちゃうぞー!」 「ゆぎぃ!やめてね!やめてね!からだのなかかきまぜないでね!」 「それっ!ぐるぐるぐる~!」 「ゆっぴいいいいいいいいいいいいい!!!!」 「あれ?なんだろ?ホントに何か出てきたよ。銃弾じゃないのは確かだけど・・・なんだこれ?」 「あ・・・先生、それ飼いゆっくりの逃亡を防ぐためのチップですよ。ゆっくりの現在位置を知らせる物です。 それを取り出したらまずいですよ。」 「やべっ、戻しとかないとw」 「ゆひいいいいいいいいいいいいい!!!!」 「あははは!先生っておっちょこちょい~♪」 「はい。これで無事、弾丸の摘出は終わりました。後は縫合だけなんだけど・・・ 俺、裁縫って苦手なんだよねー。君、替わりにやってくれる?」 「はい。」 「チクチクチクチクチク・・・」 「いいいいいいい!!!!いだいいいいいいいいいい!!!!!やめでええええええええ!!!!」 「どうじでごんなこどずるのおおおおおおおおおお!!!!!」 「ありすはな゛に゛も゛わ゛る゛い゛こ゛と゛し゛て゛な゛い゛の゛に゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!!!」 「だれがだずげでえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!!!!!」 「お゛か゛あ゛さ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ん゛!!!お゛か゛あ゛さ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ん゛!!!」 「はい。終わりましたよ。」 「御苦労さん。」 「ありがとう!先生、おねえさん!今日はとっても楽しかったの!」 「そうかい。そりゃあ良かった。こんなので良かったらいつでも見せてあげるよ。また遊びにおいで。」 「うん!」 「そうだ。今度来た時は注射を見せてあげよう。太くておっきい注射だぞ。」 「え~~~こわ~い♪」 「はっはっは!先生自慢の注射だぞ。それを使って二人でお医者さんごっこしようね。」 「(駄目だこの先生・・・もう転職しよう・・・)」 end 作者名 ツェ 今まで書いたもの 「ゆっくりTVショッピング」 「消えたゆっくり」 「飛蝗」 「街」 「童謡」 「ある研究者の日記」 「短編集」 「嘘」 「こんな台詞を聞くと・・・」 「七匹のゆっくり」 「はじめてのひとりぐらし」 「狂気」 このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/354.html
虐待派不虐待日記 8KB 「ふたば系ゆっくりいじめ 115 DV」の前日談 虐待派不虐待日記 「はぁ……はぁ……はぁはぁはぁはぁはぁっ!」 パソコンの前に一人の男が座っている。 右手で一心不乱に自分のペニスをしごいている。 パソコンの画面を、血走った目で凝視している。大音量なので、ヘッドフォンから音が漏れる。 全画面表示で動画が映し出されている。 「ゆっぎぃぃぃぃぃ!!!」 画面には、唸り声を上げて歯を食いしばり、ガタガタ震えているゆっくりれいむが映っていた。 タイトルは「れいむ/針刺し」 頭の天辺から大きな針が生えている。誰かは分からないが、人間が頭から外に出ている部分を持ち、少しずつ彼女の頭の中に押し込んでいる。 底面は黒焦げになっており、その場から動く事が出来ない。 れいむは痛みから逃れようと、必死に身をよじるが、全く効果が無い。 人間の手が、少しだけ針から離れる。 「ゆぅー!ゆぅぅぅぅぅ!!!」 れいむがそう気合を入れ、顔を力ませると、ほんの少しずつ、針が押し戻されていく。 体内の餡子を収縮させて、筋肉のように動かしているのだろう。 しかし、すぐに人間の手が戻り、それ以上に押し込まれてしまう。 針をある程度押し込むと、れいむの震えが大きくなってきた。おそらく、針の先端が中枢餡に近づいたのだろう。 「ゆ゛っ!……ゆ゛っ!……ゆ゛っ!……」 人間の手が、針から離れる。しかし、先程のように針が押し戻される事はない。 猛烈な激痛がれいむを襲い、それどころではないのだろう。 人間の手が針に戻され、ついに中枢餡に到達した。 「ゆ゛っ!!!がっ!!!」 れいむは一度大きく震えると、顎が外れんばかりに口を大きく開け、それきり動かなくなった。 大きく見開いた目玉は裏返り、白目しか見えなくなった。 股間部の穴が弛緩し、そこから透明な液体が漏れ出した。 大きく開けた口は、重力に上あごが引っ張られて閉じ、歯が飛び出した舌に食い込む。 餡子の抵抗が無くなり、これ以降は針がすんなりと底面まで入って行った。 股間の穴からは更に、生命が潰えて流動化した、れいむの餡子が漏れ出した。 そして、れいむが死んだ瞬間、男は射精した。 翌日、昼。 男は裏路地に構えている、喫茶店の中にいた。 しかし、男の周りには、たくさんの水槽が置いてあり、机や椅子の類は置いてない。 そして、水槽の中には、ゆっくりが入っていた。 「高い」 男は苦々しく呟いた。 目の前の水槽には、「胴なしれいむ/成体/従順 35万円」と書かれたラベルが貼られていた。 自分の立場が分かっていない中のれいむは、男の方に元気良く「ゆっくりしていってね!」と挨拶をしている。 「ゆっくり基本権保護法」 数年前に制定され、施行された法律である。 人間の頭部のような外見で、人語を解するゆっくり。 彼女達を人間と同等の権利で保護しようという動きが、愛護団体を中心にして湧き上がった。 当時の有力な国会議員の中に、愛護団体の幹部がいたので、法律の制定がとんとん拍子で進み、ついに制定されたのである。 当然、反発する人間が多かったのだが、彼らの多くが虐待趣味という後ろめたいものを持っていたので、声を大にして反対する事が出来なかった。 この法律のせいで、ゆっくりをペットショップで扱う事は禁止された。 人間と同じ権利を持つゆっくりを、店で売買するという行為は、人身売買をするのと同等だからである。 ゆっくりを飼いたい場合は、政府に申請し、公共機関で保護されているゆっくりを、養子縁組する形で貰い受けないといけない。 当然、虐待をしたり殺したりした場合は、人間にそれを行った場合と同等の刑罰を受ける事になる。 なので、旧式のペットショップは、男が今いる喫茶店のように、地下や別フロアに、こっそりとゆっくりを置かざるを得なくなったのである。 「そんなにゆっくりが欲しいかい?」 男の隣に、店員が寄ってきて、声をかけた。この店員は、男の元同級生である。 男はうなずいた。この時、トランペットが欲しい少年の前に現れた、ルイ・アームストロングみたいだな。と男は思った。 「だったら、『叩くさん』のところに行くといい」 店員はそう言うと、レジの横に置いてあったメモを千切り、手持ちのペンでさらさらと地図を描き、男に渡した。 男が地図の印が描かれた場所に着いた。 そこは人家の少ない所を流れる太い川。その橋げたの下。ダンボールハウス。 入り口と思しき、ダンボールに開いている大きな穴に、ビニールの暖簾を付けている箇所に近づくと、ゆっくりの悲鳴が聞こえてきた。 「ゆべっ!ゆばっ!ゆぎゅう!どぼじでごんなごっぱぁ!」 そして、悲鳴の合間には、何か叩くような、爆ぜるような音が響いている。 「あの……すいません」 男が声をかけると、ぴたりと音が止んだ。 「誰だ」 野太い男の声がした。 「いや、あの……叩くさんのお宅ってここでしょうか」 「叩く?……ああ、それは俺だ」 そう言うと、ビニールの暖簾を手で払い、奥から老人が現れた。 日焼けした肌に、僅かに伸びたあごひげ。白髪交じりの短髪。ポロシャツにジーパンと、ラフな格好である。 建物の汚さに比べ、老人の姿はまだどこか清潔感があった。すぐ近くに川があるからだろうか。 「ゆっくりをあげることは出来ない」 男の話を聞いた後、老人はそう呟いた。 ダンボールハウスに山積みになっている透明な箱から、一匹のゆっくりまりさを取り出した。 「やめるのぜぇ!おねがいじまずがらばりざをだだがないでぇ!」 後頭部に当たる部分をがっちり老人の左手に掴まれて、彼女はぶりんぶりんと揺れた。 木箱の上に彼女を乗せ、左手でそれを押さえつける。いつの間にか、右手には蝿叩きを持っていた。 蝿叩きを見て、まりさは震え上がる。 「まず一つ目の理由は、お前がヘマをして警察に捕まったら、俺が見つかる」 老人は手首を巧みにスナップさせ、小刻みに蝿叩きを振るった。 「ゆびぃ!いだいっ!」 老人の乾いた老木のような手に押さえ込まれ、その下でぐねぐねと動きながら、まりさは痛みに悶えた。 「二つ目は、こいつらは貴重な俺の食料だ。何年か前から、こいつらはあまり子供を産んでくれない」 これはニュースでも、最近盛んに報道されていた。どうやら、ゆっくりの繁殖力が、以前よりも格段に小さくなってきているらしい。 「いくら揺すっても、こいつらはめったな事で発情しなくなった。発情してすっきりしても、はずればかりだ。 思うに、こいつらは、数が少なくなれば、繁殖力が小さくなれば、人間に保護されて、安全なゆっくりぷれいすに連れて行ってもらえると、 テレビを見て理解するようになったのだろう。絶滅危惧種だとか、天然記念物とか。 この繁殖力の低下も、ゆっくり基本権保護法の制定の後押しになったんだろうな」 老人はそう呟きながら、蝿叩きを振るう。 「ゆぴっ!ゆぴゃ!ゆっ!ゆっ!ゆ゛っ!」 まりさの悲鳴が濁ってきた。 「そろそろだな」 老人がそう言うと、右手の得物を素早く包丁に取替え、まりさの底部に切り込みを入れた。 「ゆぎゃぁぁぁぁぁ!!!まりさの夏のしせんひとりじめなすべすべあんよがぁぁぁぁぁ!!!」 足を切られた彼女は、体力を振り絞って大きな悲鳴を上げた。 男は、周りに聞かれないのだろうかと、心配になったのだが、老人は彼女の口を覆ったりしない。 おそらく、よっぽど普段人が来ないのだろう。 「お前に、俺の貴重なゆっくりを与える事は出来ないが、俺のゆっくり料理を食べさせてやる事は出来る」 そう言いながら、老人は慣れた手つきで、まりさの底部を正方形に切り取った。 わずかに湾曲した底部の皮。さながら即席の器である。 更に老人は、包丁を木のスプーンに持ち替え、底部に開いた穴から、餡子を掻き出した。 それらが、素早く底部の皮の上に盛られていく。 「ゆっびぃ!ゆびびびびび……ゆひひひひひぃぃぃぃぃ!!!」 まりさは、余りの激痛と餡子が抜けていく喪失感で、精神が崩れ始め、狂気の笑いを始めた。 「ほら。食器が無いから、手づかみになってしまうが。すまんな」 男は、老人から料理を受け取ると、おずおずと口にそれを運んだ。 本当に饅頭みたいだった。ただ、餡子は歯で押すと、抵抗するかのように、適度に反発してくる。 グミのような。生肉のような。そんな食感。そして、甘い。噛めば噛むほど甘みが広がる。美味しい。 「ゆひひぃ!ばりざのっ!あんこっ!あんこっ!あんこっ!あんこぉぉぉぉぉ!!!」 自分の体の一部が食べられている事により、意識が少し覚めたのだろうか。少し言語能力が回復してきたようだ。 ゆっくりの体は不思議である。自分の体からは離れた、餡子の一部、皮の一部であろうと、刺激を加えると、 無線通信のごとく、彼女達の中枢餡に、確実に傷みを与える。 「たっ!べっ!るっ!なぁぁぁぁぁ!!!ばりざのぉ!だいじなぁ!あんこあんこあんこあんこあんこあんこっ! あんこあんこあんこあんこあんごぉをぉぉぉぉぉ!!!」 老人は目を閉じて、まりさの悲鳴に聞き入っている。 男は黙々と料理を食べる。 「ゆぎぃ!いだいっ!やっべっでっ!かむなぁぁぁぁぁ!!!あんこぉ!あんご……あん……ご……」 少し餡子が柔らかくなった気がした。 「あん……こ……ゆっ……ゆっ……ゆっゆっゆっゆっゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っ……」 老人は目を開き、男のほうを見た後、慌てて言った。 「あ、いかん。早く食べ終わらないと……」 「え?」 男がきょとんとしていると、突然餡子が液体状になり、男の服に飛び散った。 いつの間にか、あれほどうるさかったまりさの声が聞こえなくなっていた。 老人はタオルを取り出しながら言った。 「すまんな。言いそびれた。ゆっくりが死ぬと、餡子は力を失って、液状になってしまうんだよ」 老人が男の体を拭こうとしたが、タオルを手に取り、男は自分で拭き始めた。 「それにしても……お前さん、いい笑顔だ」 男は、老人のその言葉で初めて気付いた。自分の唇の端が、限界一杯まで釣り上がっている事を。 数日後。 男の部屋のチャイムが鳴った。 扉を開けると、そこには、ウエディングドレスを着たゆうかにゃんが立っていた。 「あの……あ、あの、お兄さん……ゆうかを、ゆうかを、お兄さんのおよめさんにしてください」 既存作 SS 妊娠過程、食葬、 ふたば系ゆっくりいじめ 7 浅瀬 ふたば系ゆっくりいじめ 8 鉄鍋 ふたば系ゆっくりいじめ 17 さとり ふたば系ゆっくりいじめ 19 賽の河原 ふたば系ゆっくりいじめ 24 れいむ死ね ふたば系ゆっくりいじめ 26 役立たず ふたば系ゆっくりいじめ 60 全自動すっきり阻止機 ふたば系ゆっくりいじめ 65 抗議 ふたば系ゆっくりいじめ 80 親離れ ふたば系ゆっくりいじめ 86 ドスの飾りは不名誉の証 ふたば系ゆっくりいじめ 115 DV 絵 ゆっくりSAW、ゆっくりサバイバー、10億分の1のゆっくり 自作SSの挿絵、各種一枚絵 作者:ゲームあき ゲームあきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 愛護団体は過激な虐待派よりウザいねー -- 2016-02-24 01 50 10 ↓2 おいこいつ野良猫とか虐待してるんじゃないか?警察に訴えたらなんとかできるか? -- 2014-03-06 05 46 54 ↓お前がどうこう言い訳しても、通用しませんので死ね -- 2014-02-24 00 46 00 動物どうこうって偽善者がすぐ沸くよな、動物が可哀想とか言ってる奴が一番信用ならない 言っている事とやっている事(動物を食べる)が噛み合わないからな、現実見れない奴は死ねば良い ゆっくりに人権か嫌な世界だなこれ、実際居たら可能性として有り得るが・・・ -- 2012-12-15 08 58 31 饅頭で抜くド変態にゆうかにゃんを近づけるわけにはいかんな -- 2012-10-03 00 09 16 いや、そのコメントは愛でられるために生まれてきたゆっくりと虐待されるために生まれてきたゆっくりに対する皮肉だろう その下の「↓別にゆっくりを虐めるのはいい だがな、ゆうかにゃんを虐めるのならば俺がおまえを殺す」 っていうシー・シェパードみたいなダブスタ発言(牛豚は食ってもいいけど鯨は駄目)にかけてるだろうし ゆうかにゃんだろうがなんだろうが虐待して喜ぶ人はいるし、それはれいむやまりさを虐待して喜ぶ人と人としての程度は大して違いはないってことだ -- 2012-08-23 03 23 16 ↓↓食べられる為に生まれてきた物なんて何一つねぇんだよ 俺達はあんたのいう食べられるために生まれてきた奴等のおかげで 生きられてんだよ 人間よりも必死に生きようとしてる奴等がどれだけいると思ってんだ? あなたの考えをねじ曲げる気はないけど、 そういう奴等の気持ちも考えた方がいいと思うよ まあ殺される側からしたらきっとそんなことは どうでもいいんだよ!だったら喰うなとか思ってるかもしれないけど 自分がそういう奴等のおかげで生きられてて、 自分はそういう奴等を殺して生きてるということを認めることは 大事なことだと思うよ 長文すみません (´∀`) -- 2012-05-22 00 31 32 動物の差別はやめろ偽善者 本気でそう思ってるならお前はゆっくり以上の餡湖脳だ シーシェパードはお帰り下さい -- 2012-01-02 05 25 05 豚や牛は食べられるために生まれてきた。だから殺して食べてもいい 鯨や海豚は頭もよく愛らしい。殺して食べるような人間は死ぬべきだ -- 2012-01-01 06 00 48 ↓別にゆっくりを虐めるのはいい だがな、ゆうかにゃんを虐めるのならば俺がおまえを殺す -- 2011-12-26 01 09 02 ↓基本種だろうが稀少種だろうが、ゲスだろうが善良だろうが、ゆっくりは全て平等に虐待するべきっしょ -- 2011-03-09 06 12 19 保護されてるからって図に乗って飼われようとするゲスとやってることは変わらんのになあ。 -- 2011-01-16 08 34 29 よし!!みんな!ゆうかにゃんのかたきうちだーー!! あとまりさは死んでよし -- 2010-10-02 07 22 17 そうか!こいつがあのゲスか! よくも俺の嫁をおおおお! >「ゆぎゃぁぁぁぁぁ!!!まりさの夏のしせんひとりじめなすべすべあんよがぁぁぁぁぁ!!!」 まりさ余裕あり過ぎワロタww -- 2010-09-21 03 08 20 こいつはあのクソ野郎か。ようもゆうかにゃんをぉぉぉ!!! -- 2010-08-07 14 20 15
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/516.html
どすらりー 17KB ※スレでおぼうしいじめの話題が出たのに触発されて書きました ※独自設定垂れ流し 見上げれば、木々の向こうにはどこまでも青い空が広がっていた。 夏の空。白い雲。森の中をさわやかな風が駆け抜け、木々を揺らし梢に涼やかな音を奏で させる。 そんな中をのんびりと走っているのだから、普通なら鼻歌のひとつも出そなものだろう。 だが、今の俺には、そんな穏やかな空気にひたるわけにはいかなかった。 まず、俺の手の中にあるものが問題だ。 高々と掲げたそれは、鍔広二メートル近くもある巨大なおぼうしだ。重量もそれなりにあ るが、なによりもって走ると空気抵抗がすごい。速度こそのんびりだが、このおぼうしの せいでかなりハードなマラソンになっている。 そして、そんな俺よりずっと大変なことになっているのが、後ろからついてきていた。 「ゆがあああ! までえええええ! どすのおぼうしかえせええええ!」 俺の後ろから迫るのは、体高三メートルにも及ぶどすまりさ。 その頭に、トレードマークのおぼうしはない。俺が手にしているそれこそが、このどすま りさの大事な大事なおぼうしなのだ。 つまり、俺はいま、おぼうしをめぐってどすまりさとおっかけっこの真っ最中というわけ なのだ。 これはなにも遊んでいるわけじゃない。 れっきとしたスポーツ。 俺はいま、「どすらりー」の真っ最中なのだ。 どすらりー ゆっくりをボールに見立てた球技。ゆっくり虐待をテーマとした対戦格闘、「バトルゆ虐」。 ゆっくりを使ったスポーツはいくつかあるが、そのなかでもこの「どすらりー」はハード な部類に入るだろう。 ルールは簡単。森に住むどすまりさからおぼうしを奪い、ゴールまで逃げ切ること。ただ したが逃げるだけではダメだ。その目的は「どすまりさ連れてゴールに到達する」こと。 つまり、おぼうしを奪ってからゴールまで、ずっとどすまりさと追いかけっこをしなくて はならないのだ。 気づかれないようにおぼうしを奪い逃げるだけなら、どすとはいえゆっくり相手のこと。 簡単すぎて競技にならないのだ。 この「どすらりー」。まず難しいのは、距離を保つこと。つかず離れず、どすがあきらめ ることなく走り続けなくてはならない。自分のペースで走れないというだけでもハードだ。 それも、やたらでかくて邪魔なおぼうしを持ったままで、だ。 「ほーらほら、早く追いつかないと自慢のおぼうしがボロボロになっちまうぞー!」 掲げていたおぼうしを地に着け引きずる。土にまみれ、周りの雑草の汁を浴び、おぼうし は瞬く間に汚れていく。 「ゆがあああ! やべろおおおお! どすのおぼうしをひきずるなー!」 「おまえの小汚ねえおぼうしを土で清めてやってるんだ! ゆっくりかんしゃしてね!」 「ゆぐががががあああああ!」 ゆっくりは文字通りゆっくりしている。時にはこうして煽って走らせ、ペースを調整しな くてはならない。 だが、難しいのはペースの調整ばかりではない。 「……っと、そろそろ川か」 走る先、川があった。 「どすらりー」で難しいのはコース選びだ。 目的はあくまでもどすまりさをゴールまで導くこと。当然コースはどすが通れるほど広い 道を選ばねばならず、どすが傷つきすぎないよう険しい道は避けなければならない。 川などは特に問題だ。人間にとっては簡単にわたれる浅い川でも、水に弱いゆっくりでは 致命傷になりかねない。 だから事前のコース選定は頭を使う。 当然俺はこの川の存在もあらかじめ確認していた。目を付けていた浅瀬はまだ先のはずだ。 すばやく進路を変え、川に沿って進むことにする。 ところが。 「ゆっ……ぶわああああああ!」 跳ねて勢いが付きすぎたのか。どすのやつ、川に突っ込みやがった! 盛大に水しぶきをあげて川につっこむ直径三メートルの巨大饅頭。豪快かつ爽快な眺めだ が、楽しんではいられない。 「このバカ! 糞饅頭のクズゆっくり!」 思わず本気で悪態をついてしまう。 どすまりさがコース半ばで果てたら、この「どすらりー」は失敗、そこで終了なのである。 「ゆぐがああああ! どすはくそまんじゅうじゃないいいい!」 あたり一面に水をはねさせ、どすまりさは立ち直った。 思わず安堵の息が漏れる。川につっこんで皮でも破れていたらゆっくりには致命傷だ。だ が見たところ、どすまりさの顔は目立った傷はない。 おまけにどすの様子からすれば、この辺りは思ったより浅いらしい。 そうと決まればコース変更。素早くどすまりさの脇を抜け、川を渡る。 そしておぼうしを高々と掲げ、叫ぶ。 「いいやおまえは糞饅頭だね! おぼうしもかぶってない、クソクソクソクソ、クソ饅頭!」 「ゆがあああ! どすはくそじゃないいいいいいい!」 「悔しかったら追いついてみな!」 こういうとき、ゆっくりは単純でありがたい。怒りにとらわれ水の恐怖も忘れ、あっさり ついてきてくれる。 そしてふたたび追いかけっこがはじまった。 予定とは少々ルートが変わってしまったが、問題はない。この辺りの地形は把握している。 そもそも、「どすらりー」ではこうしたアクシデントはつきものだ。 事前にゆっくりの生息地を調べ、どすの性質を知り、そしてゴールまでのルートを入念に 考えなくてはならない。それも、複数のルートを様々な予想を立てて熟考する必要がある。 今のようなアクシデントばかりではなく、おぼうしを奪うのにしたって予定した場所でう まくいくとはかぎらない。 どすと自然を相手にした、筋書きのないドラマ。それこそが「どすらりー」の難しさであ り、醍醐味でもあるのだ。 「までええええ! またないと、どすすぱーくをうつよおおおお!」 「へっ! 撃てるもんなら撃ってみやがれ!」 どすすぱーくについても当然調査済み。 このどすまりさは、おぼうしの中に隠してあるきのこをかじってどすすぱーくを放つタイ プだ。おぼうしを奪ったときにちゃんときのこは処分済みだから、どすすぱーくの発射は とっくの昔に不可能なのだ。 おぼうしを持って走っている以上、どすすぱーくを放たない……本来はそのはずだ。だが、 そこは後先考えない餡子脳のこと。万が一の事故も考えなくてはならない。ゆっくりのバ カさは見くびってはならないのだ。 「どすすぱー……ゆげええええ!」 まったくの予想外だった。 どすのやつ、きのこもないのに無理矢理どすすぱーくを撃とうとして餡子を吐きやがった。 「ば、バカだ! こいつバカだーっ!」 「ゆぐぐ……」 「ほらほら、餡子を飲み込めよ! それともこのおぼうしで拭いてやろうか? こんなク ズ帽子、雑巾にもならないかもしれないけど、そんなきったねえ餡子で森を汚しちゃまず いしなあ?」 「ゆがあああ……もぐもぐ……どすのあんこさんとおぼうしをばかにするなあああ!」 どすは怒りながらも吐いた餡子を飲み込んでくれた。やれやれ、これで一安心。餡子なん ぞ吐いて途中で力尽きでもされたら今までの苦労が水の泡だ。 まったくもって、ゆっくりはやっかいだ。予想を超えてバカで愚か。「どすらりー」の難 しさを実感する瞬間である。 さて、どすも回復したところで「どすらりー」再開だ。 このハプニング続きだったが、この先はなだらかな坂道だ。少しは楽に進めるはず。 「……待てよ、坂道……?」 こういうとき、嫌な予感と言うのはあたるものだ。 川、どすすぱーくの撃ち損ないと重なり、少々どすを挑発しすぎた。そこにきて坂道。 後ろの様子をうかがうと、 「ゆわあああ!」 見事、嫌な予感が当たってしまった。 怒りに我を忘れたどすは、坂道にさしかかったところであっさりと転びやがった。 「ゆぶぶぶぶるぶるぶるぶるぶるぶるぶる!」 異様な悲鳴を上げて転がり迫る、直径三メートルの巨大饅頭! 今までのどすに合わせたのんびりした走りなんてしていられない。 おぼうしをひらつかせてなんかいられない素早く折り畳み、小脇に抱え全力疾走開始! 「ゆぶるぶるぶるぶるぶるぶるぶるぶるぶるううううう!」 両脇は木々で埋められている。迂闊につっこめば怪我をしかねないし、最悪枝などに押さ れて逃げきれないかもしれない。 ゆっくりとは言え、どすはどす。その質量は侮れない。巻き込まれれば大怪我間違い無し だ。 必死に走る先、前方にわき道発見! すぐさま転がり込む。 どすはそのままわき道に入ることなくまっすぐ転がっていき、そして木に激突した。 衝撃が木を大きく揺らし、葉を散らす。 「だ、大丈夫かっ!?」 あわててどすの方へ向かう。 「ゆうう……」 幸い、餡子が漏れるような外傷は見られない。だが激突のダメージはさすがに大きかった ようで動けそうもない。 「ほらほら、大事なおぼうしが大変なことになるぞー」 折り畳んでいたおぼうしをひろげ、ひらひらと振ってやる。くしゃくしゃになったおぼう しはゆっくり基準ではすでに大変なことになっているはずなのだが、どすはうらめしそう な目で見るばかりで動くどころか声すら上げない。 やはりダメージは大きいようだ。 「仕方ない、か」 俺は腰のザックから水筒を取り出す。 今回、水筒はふたつ用意している。一つは飲料用。そしていま取り出したもう一つは、 「ほらほら、あまあまだぞー」 対ゆっくり究極の回復薬、オレンジジュースだ。 基本的に追いつかれないようにどすを導く「どすらりー」。このオレンジジュースは緊急 用で使わずに終わることすらある。 今はまさにその緊急時。ケチらず傷口に振りかけ、口の中にも注いでやる。 「ゆ……あまあま……」 ようやく声を漏らす。だが、回復にはしばらく時間がかかりそうだ。ここは俺も休憩すべ きだろう。 どすから慎重に距離を置く。草っぱらに寝ころんでも良かったが、せっかくの「どすらり ー」だ。趣向を凝らそう。 くしゃくしゃのおぼうしを広げて敷くと、それをレジャーシート代わりにして、ごろりと 横になる。 「はああ、きったねえおぼうしだけど、地面に寝るよりちょっとぐらいはマシかねー」 「ゆぐぐ……おぼうし……どすのおぼうしぃぃ……」 涙を流し歯噛みをするどす。だがまだ動けないようだ。俺もずっと走りっぱなしの上に 先ほどの全力疾走、少々の休息が必要だ。 もうひとつの水筒を取り出し、中のスポーツドリンクをひとくち。 「ふう……」 見上げれば、空を大きな雲がゆっくりと動いていた。 穏やかな風が火照った体に心地いい。 耳をくすぐるのは、木々のざわめき。どすの泣き声。 青い空。白い雲。穏やかな木々の緑。どすの泣き顔。 ラリー中とは思えない穏やかな時間。 ああ、最高じゃないか。 そうして、小一時間ものんびりした頃だろうか。 「ゆっ……ゆっくりなおってきたよ……おぼうしをとりかえすよ……そろーり、そろーり」 そんな声が聞こえてきた。 どすと言っても、ゆっくりはゆっくりか。 苦笑する。まったくもって、ゆっくりの相手というのは楽しくて仕方ない。バカ過ぎて愛 おしく、愚かすぎて憎たらしい。 だから、やめられない。 「あーあ、クズ帽子のせいでちっとも疲れがとれなかったぜ!」 罵りながら、立ち上がる。 「どすのすてきなおぼうしはくずなんかじゃないいいいい!」 「いいや、クズだね! クズクズクーズ!」 そして、俺たちは再び走り出した。 「はあっ、はあっ、はあっ……」 あれからも山あり谷あり、ときに走り、ときに休み、どうにかこうにか進んできた。 時間も過ぎ、あんなに青かった空も朱に染まり始めていた。 まずい。今回の「どすらりー」は日が落ちるまでがタイムリミット。時間がない。 「ゆう、ゆう、ゆぐぅ……」 どすのほうも限界に近い。俺も疲れた。どすに合わせて走るのは神経も使うし体力だって 余計に消耗する。それが長時間に及ぶのだから、疲労も深く重い。 だが、それもあと少し。ゴールは近い。あとはこの直線の道をずっといけばいいだけ。 疲れた体にむち打ち、スパートをかけよう――そう心に決めたときだった。 「むきゅ! そこまでよ!」 俺の前にゆっくりどもが現れた。 ぱちゅりーを筆頭に、その数およそ10匹の。 「ゆうう、ぱちゅりぃぃ……」 「むきゅ! どす! ぱちゅがどすをたすけにきたからもうあんしんよ!」 どうやらどすの群れの仲間のゆっくりらしい。進路を予想して……なんて知能がぱちゅり ーにあるはずもなく、多分偶然見かけたとかだろう。 これはまいった。さんざん走って俺の体力も限界に近い。10匹ものゆっくりをまともに 相手にしている余裕はない。 「むきゅう! みんな、にんげんさんをやっつけるのよ!」 一斉にかかってくる。 いや、ほんと。まともに相手にする余裕はない。 だから瞬殺することにした。 「むきゅ!?」 「ゆぶぅぅ!?」 「ゆびゅぶぶぶ!」 どすのおぼうしを広げて構えれば、次々とその中につっこむゆっくりども。その様はまる で自分から中に入るかのようだった。本当に自滅が好きなナマモノだ。 俺はゆっくりがみっしりつまったおぼうしを地面にたたきつけると、 「うりゃー」 さして気合いの入ってないかけ声とともにボディプレスをかました。と言ってもほとんど 倒れ込んだだけ。 「むぎゅううう!」 「ゆぎゃああああ!」 「ちゅぶれ……ゆぶぶぶぅぅ!」 おぼうし越しにゆっくりのつぶれる感触と悲鳴が響いて伝わってくる。全身で感じるそれ はなかなか心地よくはあったが、それでももったいないと思った。 ああ、体力に余裕さえあればもっと楽しめただろうに。もったいない。ぷちぷち潰せる梱 包材があるが、あれを一気に潰したような感じ。爽快ではあるが、やはりひとつずつ潰し たい――そんな、なんとなく損したような気分だった。 立ち上がり、おぼうしを持ち上げるとベッタリとくっついた餡子やクリーム――「ゆっく りだったもの」がおぼうしから垂れ、落ちる。 「ゆあああああ! ぱ、ぱちゅりぃぃぃ……みんなあ……」 どすはゆっくりを守る存在。目の前でむざむざと、それも自分を助けに来たゆっくりをつ ぶされるなどどすまりさにとっては最高の苦痛だろう。自分のおぼうしに潰されたとなれ ばなおさらだ。 だが、まだ足りない。こいつにはこれから俺のラストスパートにつき合ってもらわなくて はならないのだから。 俺はゆっくりどもの残骸から、おかざりを拾い上げる。 「ゆううう!? な、なにしてるのぉぉぉ!?」 「こうするのさ」 死んだゆっくりから奪ったお飾りを、どすのおぼうしにどんどん結びつけた。 ゆっくりはお飾りについた死臭を嫌う。 ゆっくりの死体にまみれ、そのうえ死臭をまとうおかざりでかざられたおぼうし。どすま りさにはどう見えることだろう? 「この俺がおまえのだっさいおぼうしを、とかいはにコーディネートしてやったぜ! ゆ っくり感謝してね!」 「ゆっがあああああ!」 その効果は予想以上だった。 疲れきったはずのどすが……跳びやがった。 「うおおおおっ!?」 あわてて飛びのく。疲労で体が重い。どすが迫るのがやけにゆっくりに見える。冴えた意 識の中、しかし身体は鈍い。 だが、ぎりぎり間に合った。 間近を巨大な饅頭の皮が通り過ぎる。 続いて、衝撃がビリビリと地を震わす。足下が震え、空気を振るわす振動がいに響く。 大質量の落下を全身で感じる。 さすがどすまりさ。まともに喰らっていたら俺の体中の骨はバラバラになっていたかもし れない。 「は、ははっ! 元気じゃねぇか糞饅頭!」 「ゆっがああああ! ごろず! ごろず! ごろずぅぅぅ! おまえなんが、ゆっぐりざ ぜないでごろじでやるうううううう!」 どすまりさのやつ、すっかり元気を取り戻したようだった。 さすがゆっくり、思い込みのナマモノ。こうも回復するとは。 「殺すぅ? だったら追いついてみやがれ!」 そして、俺は最後の体力を振り絞り、走り出す。 「ゆがああああ! ごろずっ! ごろずっ! ごろずううううう!」 声が近い。振り向く余裕もない。 皮膚が粟立つ。背筋が凍る。 それなのに、楽しくてたまらない。 これ、これ、これだ! せっかくどすを相手しているのだ。これぐらいのスリルがなくて はつまらないってもんだ! 「は、は、ははははははは!」 楽しさがおさえきれない。身体の中にとどめきれず、笑い声となって外へあふれ出す。 「ゆがああああ! わらうなあああ! なにがおかしいいいい!」 「はは! はは! あははははははははは!」 息が苦しい。 でもおかしい。 体が重い。体力はとっくに限界だ。 でもおもしろい。 追いつかれれば潰される。 死んだっておかしくない。 それなのに、楽しくって仕方ない。 すぐに終わって欲しくて、でもいつまでも続いて欲しいような苦しく楽しく狂おしくおか しい時間。 だが、楽しい時間ってやつはすぐに終わってしまうもので。 「おい、きたぞ!」 「どうしたどうした! どすが追い上げてるぞ!」 「いけー! いけー! あとちょっとだ、がんばれーっ!」 歓声が聞こえる。ついに虐待仲間たちの姿が現れ、ゴールテープも見えてきた。 だから、俺はなおさら全力を尽くす。限界を超えた限界。その一歩を、前へ前へとたたき つける。 もう無理だ。 いや、まだいける。 もう足が動かない。 まだ、一歩ぐらいはいける。 あと一歩、あと一歩だけ踏み出せ……! 「ゴール!」 その声は不意に届いた。 気づけば俺はゴールテープを切っていた。 「あ……」 気力が途切れ、倒れ込んでしまう。そんな俺を、虐待仲間達は支えてくれる。 もう体力の限界だ。 だが、「どすらりー」はまだ終わりではない。 ゆっくりと、振り向く。 「ま、までぇ……」 再び張られたゴールテープをどすまりさが切る。 こいつもまた、ゴールを迎え、そして限界に達したようだ。 目と目が合う。 競いあい、死力を尽くし、そして共にゴールを迎えた。普通のスポーツならここで友情で も芽生えるのだろう。 だが。 「おぼうしを……かえせえ……」 「やなこった」 憎悪の視線を投げかけるどすまりさに、不適な笑みを返す俺。「どすらりー」に、人間と ゆっくりの間に友情など芽生えるはずもない。 「おまえはもう終わりだよ」 俺の言葉にタイミングを合わせたように、 どすまりさの左右から、虐待仲間が竹やりを突き刺した。 「ゆがっ! ご、ごのぐらい、どずにはなんともないよ……!」 確かに傷口の大きさは拳大。どすまりさの巨体なら、かすり傷程度だろう。竹やりだって 特に辛味を塗ったわけでもない普通のものだ。 だが、俺のいったことに誤りはない。こいつはもう、終わりなのだ。 「ほおら、どすまりさ。早く来ないとお前のおぼうし、燃やしちまうぞ」 虐待仲間達はどすのおぼうしを地面を広げ、液体燃料をかけてくれている。 そして別の仲間が、俺に炎の燃えさかるたいまつを手渡してくれた。 「や、やべろおおおおおおおお!」 どすまりさは飛ぼうとした。その、瞬間。 弾ける音がした。 どすまりさの側面から、噴水のように餡子が飛び出た。 そしてどすまりさは跳ぶどころか、その場から一歩も動けていなかった。 「ど、どぼじであんごさんでぢゃうのおおおおお!?」 拳大の、どすまりさにとってかすり傷程度の傷口。普通の場所だったらこんなことにはな らなかっただろう。 穴を開けたのは、「餡子の圧力集中点」だったのだ。 ゆっくりは体内で餡子を流動し、皮を伸縮させて跳ねる。当然、その動きの過程で餡子が 特に集中する場所……すなわち、強い圧力が発生する箇所があるのだ。 虐待仲間達が竹槍で穴をあけたのはそこだったのだ。人間に例えるなら動脈と足の腱を切 られたようなものだ。動くこともできず、餡子の流出も止まらない。 こうなってしまえばどすまりさの巨体も無力なものでしかない。 「さて、点火!」 たいまつをぼうしに叩きつけると、気持ちいいぐらいに一気に帽子は燃え上がった。 「どすのおおおお! どすのおぼおしがああああああ!」 どすまりさはさけぶだけで何もできない。動こうとすれば餡子が漏れるだけだ。できるこ とと言えば、悲しみの涙を流し、絶望を叫び、燃えるおぼうしをながめることぐらいだ。 その悲惨ながらもどこか滑稽で笑える惨めなどすまりさの姿は、「どすらりー」の最後を 飾る最高のフィナーレだ。虐待仲間たちも大盛り上がりで喝采を挙げる。 実のところ、この喝采はそれはこの競技をの「終わり」を祝うばかりではない。明日から の「始まり」を祝ってもいる。 どすまりさという脅威がなくなった今、もはや俺達を阻むものはない。のびのびと気の向 くままにゆっくりを虐待できるのだ。 既にいくつもの企画が立てられている。「お飾りハント競争」「アマギリ選手権」「ゆっ くり悲鳴音量対決」。実に楽しみだ。俺もいくつかには参加するつもりだ。 たが。だが、今は。 「おぼうしぃ……おぼうしぃ……」 ごうごうと燃えさかるおぼうし。 それを前に、なにもできないどすまりさ。 絶望に濡れる瞳。 涙と泣き声。 吹き出る餡子と、その甘い匂い。 それらは俺が「どすらりー」で得た成果だ。 明日のことは、明日考え、そして楽しもう。 今はただ、この深い達成感を噛みしめよう。 おれはそんな風に思うのだった。 了 by触発あき 過去作品 ふたば系ゆっくりいじめ 163 バトルゆ虐! ふたば系ゆっくりいじめ 172 とてもゆっくりした蛇口 ふたば系ゆっくりいじめ 180 ゆっくりばけてでるよ! ふたば系ゆっくりいじめ 181 ゆっくりばけてでるよ!後日談 ふたば系ゆっくりいじめ 199 ゆっくりたねをまいてね! ふたば系ゆっくりいじめ 201 ゆっくりはじけてね! ふたば系ゆっくりいじめ 204 餡小話の感想れいむ・その後 ふたば系ゆっくりいじめ 211 むかしなつかしゆーどろ遊び ふたば系ゆっくりいじめ 213 制裁は誰がために 上記以前の過去作品一覧は下記作品に収録 ふたば系ゆっくりいじめ 151 ゆっくりみわけてね! 触発あきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る ドスじゃなくて、普通のまりさならこうならなかったのに。 -- 2014-11-23 09 12 34 全く、下等生物が・・・帽子を被るなんざおごがましいんだよ!! -- 2014-07-31 15 07 54 坂口智隆 -- 2010-10-17 00 13 37 でもドスってどのくらいの速度で移動するんだろう? 見た目が異常(サイズ的な意味で)すぎてイマイチ予想がつかない -- 2010-09-12 17 07 46 アマギリ選手権がすげえ気になるんだけど書いてくんないかなあ・・・ -- 2010-09-02 08 38 53 面白かった。 実際に見れたら良いのに・・・。 -- 2010-06-30 07 30 27
https://w.atwiki.jp/blanc/pages/4.html
ウィキはみんなで気軽にホームページ編集できるツールです。 このページは自由に編集することができます。 メールで送られてきたパスワードを用いてログインすることで、各種変更(サイト名、トップページ、メンバー管理、サイドページ、デザイン、ページ管理、等)することができます ■ 新しいページを作りたい!! ページの下や上に「新規作成」というリンクがあるので、それをクリックしてください。 ■ 表示しているページを編集したい! ページ上の「このページを編集」というリンクや、ページ下の「編集」というリンクを押してください。 ■ ブログサイトの更新情報を自動的に載せたい!! お気に入りのブログのRSSを使っていつでも新しい情報を表示できます。詳しくはこちらをどうぞ。 ■ ニュースサイトの更新情報を自動的に載せたい!! RSSを使うと簡単に情報通になれます、詳しくはこちらをどうぞ。 ■ その他にもいろいろな機能満載!! 詳しくは、FAQ・初心者講座@wikiをみてね☆ ■ javascriptをWikiページに貼り付けたい http //www1.atwiki.jp/faq/pages/130.html ■ htmlプラグイン http //www1.atwiki.jp/faq/pages/40.html やってみる。 html(そのまま表示 br / br / a href="aaa" fffff /a ) そのまま表示 fffff 分からないことは? @wikiの詳しい使い方はヘルプ・FAQ・初心者講座@wikiをごらんください。メールでのお問い合わせも受け付けております。 ユーザ同士のコミュニケーションにはたすけあい掲示板をご利用ください 要望・バグ・不具合報告はメールでお気軽にお問い合わせください。 -
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/2476.html
れいむはれいむとまりさの間に生まれた四番目の末子だ。 先に生まれた三匹の姉たちに続き、母の頭から生えた茎から落ち、潰れないように敷かれた藁の上で第一声を高らかに叫んだ。 「ゆっくちしちぇいっちぇね!!!」 母たちは元気に生まれた子供たちの姿に感極まって涙を流し、子供の声に応える。 「ゆっくりしていってね!!!」 家族の始めての挨拶。れいむは嬉しくて嬉しくて仕方がなかった。何故嬉しいのかもわからないほど嬉しかった。 彼女の姉妹たちも、最後に生まれた妹に嬉しそうに挨拶する。 「ゆっくちしちぇいっちぇね!!! まりちゃおねーちゃんだよ!」 「れいみゅ! ゆっくちしちぇいっちぇね!!!」 「ゆゆ~ん。すっごくゆっくりしたあかちゃんだね!」 「こんなにかわいいあかちゃんたちがうまれてしあわせ~♪」 「おきゃーしゃん! おにゃかちゅいた!」 れいむの姉であるれいむが腹の音を鳴らしながら母に訴える。 そういえば、とれいむは生まれてから何も食べていなかったことに気付いた。 姉のまりさたちも腹の音を鳴らす。れいむ自身もお腹がとても空いていた。 「ゆゆっ! そうだね、ごはんにしようね!」 末子のれいむが生まれたことにより頭から落ちた茎を、母が口の中に含む。 子が実った茎は栄養満点かつほんのりと甘苦く、生まれた子の最初の食事としてこれ以上のものは無い。 ただ茎は固く、まだ噛む力の弱い子では噛み切ることができない。そのため母親が茎を噛んで柔らかくするのだ。 母親が茎をぺっと吐き出す。 「さあ、ゆっくりたべてね!」 「いちゃちゃきみゃーす!」 「ゆゆっ! おねーしゃんじゅるいよ! れいみゅもたべる!」 「おちびちゃんたち、あせらなくてもたくさんあるからね!」 「むーちゃむーちゃ、……ちあわちぇ~♪」 早速一口食べた次女まりさが、生まれて初めて食べる茎の美味しさに涙を流す。 れいむも口を大きく開けて茎にかぶりつく。 「むーちゃ、むーちゃ……」 茎を噛めば噛むほど、ほんのりとした苦味が口の中に広がり、やがて苦味が甘さに変わっていく。 これが食べるということ。これが美味しいということ。 「ちあわちぇ~♪」 初めての食事に、れいむは涙を流して高らかに叫んだ。 食事が終わって腹を満たせば、次は親子のスキンシップ。 自分よりも何倍も大きい母に頬ずりする。 「しゅーりしゅーり♪ ちあわちぇ~」 「すーりすーり♪ しあわせ~」 肌を合わせるたびにれいむの体の奥が暖かくなっていく。 今の自分は物凄くゆっくりしていると感じられる。 それは母も同じようで、れいむに応じるように、ゆっくりと頬ずりし返す。 「れいみゅ、まりしゃとしゅーりしゅーりしよう!」 姉のまりさが後ろから声をかけ、返事をもらう前にれいむに頬ずりをした。 れいむは驚いたが、姉からの頬ずりも暖かかった。 「ゆっ! まりしゃおねーしゃんもいっしょにしゅーりしゅーりしゅるよ♪」 れいむはやがて目の裏が重くなっていることに気付いた。 「ゆぅ……れいみゅねみゅくなっちぇきちゃよ……」 「ゆっ! そろそろおねむのじかんだね! おふとんをひこうね!」 そう言って母は藁を敷き直して、そこにれいむを置く。固い地面で寝るよりも藁の方が気持ちがいいのは獣もゆっくりも同じである。 「ゆっ! まりしゃはみゃだねみゅくにゃいよ! もっちょ……ゆひゅぁ……あしょびちゃいよ……」 次女のまりさがそう言うが、れいむ以上に眠そうだ。 母は笑って、まりさも藁の上に乗せた。 「きょうはもうおやすみして、あしたたくさんあそぼうね!」 「おちびちゃんたち、ゆっくりおやすみなさい!」 「ゆぅ~」 「おやしゅみなしゃい……」 れいむが生まれて初めて見た夢は、家族と一緒に広大な草原でゆっくりする、とても幸せな夢だった。 翌日、れいむは母の声でゆっくりと目を覚ました。 「ゆっくりしていってね!!!」 「ゆぅ~……? ゆっくちしちぇいっちぇね!!!」 「ゆっくちしちぇいっちぇね!!!」 「ゆっくちしちぇいっちぇね!!! れいみゅはにぇぼしゅけしゃんだね!」 他の姉妹たちは既に起きていたようだ。 寝ぼけ眼で巣の中を見渡すと、親まりさの姿が無い。 「おきゃーしゃん、ぱぱがいにゃいよ?」 「ぱぱはかりにいってるんだよ! おいしいあさごはんをもってきてくれるからゆっくりまってね!」 「ゆゆっ! あしゃごはん!」 寝ぼけていた頭が一瞬ですっきりした。 「おきゃーしゃん! おねーしゃん! ゆっくちしちぇいっちぇね!!!」 笑顔の朝。 「それじゃあぱぱがかえってくるまでおうたをうたおうね!」 「おうたはゆっくちできるの?」 「ゆっくりできるよ! おかーさんがまずおうたをうたうから、おちびちゃんたちはゆっくりきいてね!」 「わきゃったよ!」 「それじゃあいくよ! ゆ~ゆゆ~ゆ~♪ ゆゆっゆゆ~♪」 親れいむの口から流れる言葉は、まだ幼いれいむの心に懐かしさをかもし出す。 昨日頬ずりしたような暖かさが、母の歌を聞いていると体の奥から湧いてくるのだ。 「しゅごくゆっくちてきりゅよ! おきゃーしん、おうたしゃんはゆっくちできりゅね!」 れいむがそう言うと、次女まりさが一跳ねして言った。 「まりしゃもおうたしゃんうたいちゃいよ!」 「それじゃあみんな! いっしょにうたおうね!」 「ゆっくち!」 「ゆ~ゆゆ~ゆ~♪」 『ゆ~ゆゆ~ゆ~♪』 「ゆゆっゆゆ~♪」 『ゆゆっゆゆ~♪』 「ゆっ! すごくゆっくりしてるおうただね!」 「ゆっ! ぱぱがかえってきちゃよ!」 帽子を膨らませて、親まりさが巣に戻ってきた。 「ぱぱー! あしゃごはんはやきゅちょうだい!」 「ゆふふっ、れいむはくいしんぼうさんだね! それじゃあごはんにするからてーぶるをひかなきゃね!」 「おちびちゃんもてつだってね!」 大きな葉を口にくわえながら親れいむが言う。 葉をテーブル代わりに地面に敷き、そこに親まりさがとってきた食料を置いていった。 「ゆっ! たくしゃんありゅよ! たべきりぇにゃいよ!」 「たべきれないぶんはほぞんしておひるごはんにするんだよ! それじゃあゆっくりたべようね!」 「ゆっくりいただきます!」 『ゆっくちいちゃだきみゃす!』 親まりさの持ってきた食料はどれもこれもれいむの初めて食べるものばかりで、一つ口にするたびに口の中に味が広がっていく。 新芽、花、芋虫、茸。何を食べても、 「ちあわちぇ~♪」 という言葉しか出てこない。 子供たちのお腹がいっぱいになり、食べきれなくなった頃には、親まりさが集めた食料は半分になっていた。 「おにゃかいっぱい~」 「たくさんたべたね! ゆっ、おくちがよごれてるよ! ゆっくりきれいにしようね! ぺーろぺーろ♪」 「ゆふっ! くしゅぐっちゃいよおきゃーしゃん♪」 「ゆっ、まりしゃもぺーろぺーろしちぇね!」 「れいみゅもー!」 「ゆふふ、じゅんばんだよ!」 腹が満たされた後はみんなで遊ぶ時間。 れいむは次女まりさと追いかけっこをしたり。 姉れいむと今日教わったばかりの歌を歌ったり。 長女まりさと頬ずりをしたり。 親まりさの帽子の上に登ったり。 親れいむの髪に埋もれて昼寝をしたり。 腹が空いたらお昼ごはん。 朝食べ切れなかった分を食べきって、口についた食べかすは母になめ取ってもらう。 親まりさは晩ごはんをとりに狩りへ行き、れいむはまた姉妹たちと遊び始めた。 ああ、嬉しい。 れいむは心の底から叫んだ。 「ちあわちぇ~!」 * * * * * * 「感想を聞きたいんだ」 「…………」 「君は生まれたときから一人ぼっちだ。目が覚めても母親はおらず、姉妹もいない。挨拶をしても誰も応えてくれない」 「…………」 「生まれて初めて食べたものは味も何も無いサプリメントだ。ぱさぱさとしていて、あの茎のようなみずみずしさは無い」 「…………」 「頬ずりする相手もおらず、壁を相手にしようとも壁は壁だ。……ガラスの壁は暖かくもなんともなかったろう」 「…………」 「夜は固い地面で眠ったね。ガラスの床は冷たくて固くて、一緒に寝る相手は誰もいない」 「…………」 「永遠亭から取り寄せた胡蝶夢丸ナイトメアはどうだった? いい夢は見れたかな」 「…………」 「朝目覚めればそこは変わり映えの無いガラスの部屋。もちろん周りには誰もいない」 「…………」 「歌なんて、今初めて聞いたんだろう」 「…………」 「朝ごはんはやっぱり味の無いぱさぱさしたサプリメント」 「…………」 「口についた食べかすを舐め取ってくれる人なんていない。仕方が無いから自分で舐め取ったんだっけ」 「…………」 「追いかけっこをしようにも、追う相手も追われる相手もいない」 「…………」 「母親の姿を幻視しようとしていたね。その度に私が君に現実を見せてあげた。ゆっくりと語りかけてあげたよね」 「…………」 「おっと、そういえば君、去勢したよね。もう君は子を成すことはできなくなってたよね」 「…………」 「ねぇ、感想を聞きたいんだ。頑張って撮影したんだよ」 「…………」 「このビデオは愛で派の人にも楽しめるようにしたつもりだし、虐待派の人は虐待に使えるし燃料にもなると思う」 「…………」 「だから、感想が聞きたいんだ。ほかならぬ君に感想が聞きたいんだ」 ビデオは幸せな子れいむの姿を映し続ける。 親から生きていくための知識を学んで、ゆっくりと成長していく。 やがて独り立ちして、あるドスまりさの群れに加わることになる。 その群れの参謀ぱちゅりーのつがいとなったれいむはやがて五つの実を生やす。 かつて子供だったれいむが、新たな命を宿すまでのドキュメンタリー。 「君は、このビデオを見てどう思った? 率直な感想を教えてくれ」 抱えているガラスの箱に入った子れいむに語りかけながら、私はビデオを巻き戻す。 もう一度見せれば、このれいむも何か感想を言ってくれるだろうか。 何も言わず涙を流すれいむを見ながら、私は再び再生ボタンを押した。 ども、EGSと名乗りつつも田吾作の人といったほうがわかりやすいかもしれない奴です。 ぬるくいじめてみた。 疲れた。 レポート書かなきゃ。 他人の不幸は蜜の味、なら他人の幸福は? このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/kisono/pages/4.html